抜け毛のタイプには、これだけの種類がある |
休止期毛性脱毛 |
男性型脱毛症(若ハゲ) | 世の男性の悩みを、こんな言葉でばっさり切る医学の世界。男性型脱毛・・・。 症状は前頭部が後退していく、または前頭部から天頂部にかけて髪が薄くなっていく。発症年齢は10代から50代と様々。脱毛初期は太い毛が大量に抜けはじめ、徐々に太い毛が無くなり脱毛が目立たなくなる。かわりに細い毛が多くなり、地肌が見えるようになる。その他の特徴ではヒゲ、胸毛など、他の体毛が濃くなっていく。 原因の最たるものは「遺伝」の要素。一族の中に男性型脱毛の方がいる場合は高確率で発症する。直接の原因としては男性ホルモンとされている。これが毛根に作用し、太く育つ前の髪が休止期毛となって細いまま抜けてしまう。太く育つ髪が少なく細いままなので地肌が見えるようになってしまう。 ただし、男性ホルモンが毛根のどの部位に作用しているかは正確にはわかっていない。毛母細胞なのか、毛乳頭なのか。「その辺り」程度にしか解明されていないのが実情のようだ。 遺伝と言われてしまうと、手も足も出ない。だが、それじゃ100%遺伝か?というとそうでもない。食生活や生活習慣によって進行具合に違いがあるからだ。それは他のページで。 |
脂漏性脱毛症(フケ症による脱毛) | これも男性型脱毛に近いのだが、脂っぽいフケが大量に出るのが特徴。汗と皮脂とフケの混じりあったものを食べる微生物が大量繁殖したり、紫外線によって脂分が変質したりする。それが原因でかゆみ、炎症がおきる。 炎症がおきると、それを治す為に皮膚細胞の代謝機能が早くなるので、フケの発生が早く、多くなる。こうなると、髪の毛の元になる毛母細胞にも変化がおきてより早い周期で休止期毛になるため、脱毛にいたる。 さらに悪化すると、毛穴が化膿してしまったり、という事もある。 原因は頭皮の汗、皮脂が混じりあった皮脂膜。これが多くなると微生物のえさになったり、変質したりするからだ。皮脂は洗わなければドンドンたまる。汗も止まることはない。特に暑い時期や高温になる職場にいる方は要注意。通常、シャンプー後約4時間で皮脂膜は再生されるとされているので、毎日の洗髪は欠かせない。 薄毛の人は、「脂性」ということが多い。「カッパ」も脂ギッシュだ。きちんと洗うことで予防線を張っている。 |
栄養不良による脱毛 | 過酷なダイエットをしたり、強度の貧血だったりすると、身体が栄養不足を訴える。女性だと生理が止まったりネ。身体は危機を感じると最低限、生命を維持できる機能以外は切り捨てる。切り捨てられるのは髪の毛だ。無くても生きていけるから。その他、爪や皮膚の代謝も弱くなる。 こうなったら、医者に行くべきだ。 |
結髪性脱毛(圧迫性脱毛) | ポニーテールなどの髪型を長期に渡り続けると、脱毛になることがある。額が後退したり。男性にはあまり縁が無いかもしれない。引っ張られることで、毛根が弱るのもあるし、身体が苦痛に感じるらしく、苦痛から解放されたくて毛根を見捨てるらしい。髪が無ければ引っ張られないもんな。 圧迫性脱毛は、同じ場所に圧力がかかり続けるとおきる。圧力がかかり毛根の機能が落ちる、そして抜ける。時代劇の役者がかぶるはぶたい(かつらの下に巻くやつ)などがそう。結構、時代劇の役者さんの中には普段から「かつら」の方もいるらしい。職業柄仕方ないのかな。通気性も悪いので髪に良い事はない。 仕事を変えて、はぶたいから解放されても失われた「もの」は戻らない、事が多い。 |
薬剤による脱毛 | 薬剤の種類にもよるが、向精神剤、抗甲状腺剤などもある。薬の服用を止めれば治ることも多い。だが治療の関係から服用を止められない場合もある。これも医者の範疇であるため、この程度で。 |
内分泌疾患による脱毛 | ホルモンの異常からおきる脱毛のこと。甲状腺の機能低下などがあると脱毛が起きることがある。といっても甲状腺の場合は頭髪だけに止まらず、全身の毛に及んでしまう。甲状腺ホルモンが毛の成長に大きく係っているのがよくわかる。 その他のホルモン異常でも脱毛がおきることはあるそうだが、稀な例らしい。 こちらも病院へ。 |
成長期毛性脱毛症 |
円形脱毛 | 十円ハゲなどと昔は言われました。円形脱毛といってもきちんと円形で、というわけではなく様々な型があります。一箇所だけだと単発型、複数あると多発型、全頭型は頭全体が脱毛、汎発型は頭髪のほかに眉、まつ毛、腋毛なども脱毛。びまん性はまばらに全頭が脱毛する。 原因としては、末梢神経異常説、自己免疫異常説、ストレス説などがある。 100%の原因解明はまだ。単発型は治りは早いが多発型以上になると医療に対象、なかなか完治しないが気長に治そう。この場合は育毛剤でなく、温熱療法、冷凍療法、PUBA療法、ステロイド塗布などが行われる。 |
薬剤性脱毛 | 抗がん剤による脱毛。抗がん剤は細胞分裂の盛んな場所に効くので、毎日、細胞分裂をしている毛母細胞を破壊してしまう。そのため影響がでてしまう。闘病中の、特に女性の患者さんには辛いことだと思う。 薬剤投与が終わると毛根も再生される。 |
その他の脱毛 | その他には、膠原病、頭部白癬菌、梅毒などもあるが詳しくは割愛、っていうより完全に医療の範疇であり、「カッパ」が書くべきものではない。 |
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